街を語る。第1章~飲食店のプロの「熱」から学ぶべきこと~

人気ブロガーのOさんがSNS上で呼びかけた。

「【ゆる募】Sさん(地元の夫婦で経営されているお店)にいまーす♪(^-^)来れる方いたら~♪是非♪」

『近いし、好きなお店、時間もある、お話を聞きたい。』

お店に向かった。

時間は21時45分。店の前にはclosedの看板。恐る恐る入ると、いつもの笑顔で奥さんが招き入れてくれた。

「大丈夫ですか?」の問いかけに「大丈夫ですよ♪仕入れの関係でclosedなだけで。」と優しいお返事。

いつも癒される雰囲気。

誰もが一瞬でファンになる。

店内に入り、キッチンカー経営者Hさんとご対面。

その後、こちらも初対面の鉄板焼き経営者のSさん来店、懐石屋Iさんと次々にご来店。

我々以外のお客様が帰られた後、ご夫妻も一緒になって談義。

とても熱かった。

自分たちにしか出せない味、こだわりへの熱。

地元越谷に対する熱。

義理人情を大切にする熱。

横のつながりに対する熱。

嫌味がない。けど「想いと個性」がある。

いつもはよく喋るブロガーOさんが隣で静かだ。

この濃いメンバーは話題が尽きない。

何時間でも話していたい。

いや聞かせていただきたい。

そう思わせる空間だった。

空間作りのプロ集団。

短い時間にお客様を満足させて、また食べたいと思わせるプロ、それが街の飲食店。

空間作りのプロが私とOさん以外5人も集まっている。

居心地が良いに決まっている。

ふと懐石屋Iさんがおっしゃった。

「苦しい時はある。それでも続けていける人が1番強い。」

刺さった。

続けて進化とアップデートを止めてはいけない。

街は今、少子高齢化と急激な人口減少に晒されている。

越谷はまだ良い方で、より地方の街は人が減り、飲食店も減っている。

越谷市も大袋も明日は我が身。

街も人の奪い合い。「競争」だ。

より他の街よりマイナス部分を減らし、より魅力的なプラス部分を作り、生産年齢人口にあたる若い世代に住んでもらう必要がある。

その若い世代の熱が街をアップデートし、魅力的なものにしていく。

アップデートを続け、選ばれ続ける街にしなければいけない。

越谷にとっての競争相手は、東京からの同距離圏の都市。

路線だとつくばエクスプレス、京浜東北線、湘南新宿ライン、埼玉高速鉄道、宇都宮線、高崎線…etc。

しかし、東武線沿線は同士であり、街を繋ぐ仲間だ。

街を繋ぐ仲間とは「競争」ではなく、共に創る「共創」をしていく。

街の飲食店同士がそうであるように、街同士も「共創」していく必要がある。

生まれ育ったこの街のアップデートのため、「想いと個性をもち、誰よりもアップデートし続ける人」になる。

プロたちから学び、そう胸に刻んだ正月三ヶ日最後の夜だった。